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データ3万件を解析 エディオン会見「上新の組織的関与明らか」と主張 営業秘密の不正使用など指摘

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データ3万件を解析 エディオン会見「上新の組織的関与明らか」と主張 営業秘密の不正使用など指摘

 家電量販大手エディオン(大阪市)の元課長(54)が営業秘密を不正取得し、転職先の上新電機(同市)に漏洩(ろうえい)した不正競争防止法違反事件に絡み、同社に50億円の損害賠償を求める訴訟を起こしたエディオンの山田英司総務部長は25日、大阪市内で記者会見し「上新の組織的関与は明らかで非常に憤りを覚える」と訴えた。

 エディオンは訴訟に先立ち、大阪地検が保管する刑事事件の証拠保全を同地裁に申し立て、押収物のパソコンの記録をはじめ、少なくとも3万点のデータを解析。同社の代理人は「元課長から上新役員に宛てたメールなど、営業秘密の不正使用を示すデータが多数ある」としている。訴訟では刑事事件で有罪が確定した元課長も、被告として請求の対象とした。

 データ解析の結果、上新は不正入手したエディオン側の住宅リフォーム事業の原価表などに基づき、わずかに安い価格を設定して売り上げを伸ばしたとして、訴訟では同事業の利益分に相当する額の賠償や社内資料の廃棄も求める。

 上新電機経営企画部は「何も把握していないのでコメントは差し控える」とした。

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