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【神戸橋桁落下】セッティングビームの固定不足か 兵庫県警が落下との関連捜査

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【神戸橋桁落下】
セッティングビームの固定不足か 兵庫県警が落下との関連捜査

 神戸市北区の新名神高速道路の工事現場で橋桁が落下し、作業員10人が死傷した事故で、事故当日に橋桁西端に設置された「セッティングビーム(仮受け桁)」3基について、工事関係者が「固定が不十分だった」という趣旨の証言をしていることが25日、関係者への取材で分かった。県警は事実確認を進めており、落下との関連を慎重に調べる。

 道路を管理する西日本高速道路などによると、西端では事故当日、作業員6人が橋桁の降下作業に備え、橋桁の上にセッティングビーム3基(計75トン)を設置。クレーンに仮留めした約20分後、橋桁が落ちた。

 関係者によると、セッティングビーム1基につき2カ所をボルトで固定する設計になっていたが、工事関係者は、事故当時は3基計6カ所のうち少なくとも3カ所が固定されていない状態だったとの説明をしているという。

 事故をめぐっては、施工業者などに労働安全衛生法違反の疑いがあるとして、神戸西労働基準監督署も現地に職員を派遣し、調査を進めている。

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