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【熊本地震】専門家「地震後めまい症候群」注意呼び掛け…強い揺れ、めまいを誘発 成人8~9割、子供5~7割が経験

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【熊本地震】
専門家「地震後めまい症候群」注意呼び掛け…強い揺れ、めまいを誘発 成人8~9割、子供5~7割が経験

 熊本、大分両県を中心に相次ぐ地震で、専門家が「地震後めまい症候群」への注意を呼び掛けている。繰り返し強い揺れを体験すると、常に体がぐらぐらすると感じるようになる症状で、東日本大震災でも多くの被災者を悩ませた。「外で体を動かすことが解消に効果的だ」と話している。

 日本大医学部の野村泰之医師によると、人間は耳の中にある三半規管や、皮膚や筋肉の感覚、視覚情報を脳内で統合し、体の平衡感覚を保つ。だが脳が地震の強い揺れを記憶すると、感覚情報を統合する機能が低下。ストレスや不安感から地震の記憶を想起して「揺れ」を認識する場合もあり「後揺れ症候群」とも呼ばれる。

 野村医師らが東日本大震災直後の平成23年3~5月に東京都と福島県の医療機関の患者ら約3千人に実施したアンケートでは、成人の8~9割、子どもの5~7割がめまいを経験。室内で座っている時が多かった。

 野村医師は「多くのものが視界に入る屋内ではなく、広々とした屋外で体を動かせば脳に蓄積された揺れの記憶が解消され、めまいが起こりにくくなる」と話している。

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