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保育園落ちた…40万都市でも「待機児童ゼロ」 吹田市70億円かけ枠2150人増、枚方市は増改築&私立に分園

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保育園落ちた…40万都市でも「待機児童ゼロ」 吹田市70億円かけ枠2150人増、枚方市は増改築&私立に分園

「保育園落ちた 日本死ね」などと国に不満をぶつけるインターネットの匿名ブログの一部(画面の広告部分をモザイク加工しています) 「保育園落ちた 日本死ね」などと国に不満をぶつけるインターネットの匿名ブログの一部(画面の広告部分をモザイク加工しています)

 大阪府吹田市は、今年度の同市の保育所待機児童が千人を超える見通しとなったことを受け、3年間で約70億円を投じて、現行の保育枠(約5600人)を平成30年度末までに2150人分増やすことを発表した。待機児童の多くを占める0~2歳児の保育枠を整備し、待機児童ゼロを目指すとしている。

 同市人口は現在約37万人。大阪市に隣接する交通の利便性や住環境の良さから、この5年間で子育て世代を中心に1万8千人以上も増加している。

 転入過多の影響で待機児童問題が深刻化していることから、後藤圭二市長が市議会で「保育力緊急強化宣言」を打ち出し、平成31(2019)年度までの「待機児童解消アクションプラン」を進めることが決まった。

 内訳は、公営住宅の空室活用など小規模保育所の新設で約635人▽私立保育園の定員増で約360人▽私有地や公園での私立保育所の新設で約240人▽幼稚園の認定こども園化で約915人-の枠を確保していくという。

 今年度末までに760人を拡充し、来年度末までにさらに550人、30年度末までに840人と順次、受け入れ枠を拡充する方針。このため、市は初年度に約7億円を補正予算に計上し、30年度末までの3年間で約70億円の予算を投じるとしている。

     ◇

 大阪府枚方市内の保育所入所待機児童数が、今月1日現在でゼロ人になったことがわかった。保育所の増改築などが奏功したもので、平成26年4月以来、2年ぶりの達成となった。

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