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「わかさ」つながり、鳥取・若桜町と福井・若狭町…兵庫・多可町が仲を取り持ち3町交流協定

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「わかさ」つながり、鳥取・若桜町と福井・若狭町…兵庫・多可町が仲を取り持ち3町交流協定

友好交流協定を結んだ若狭町・森下町長(左)、多可町・戸田町長(中)、若桜町・山本副町長=兵庫県多可町 友好交流協定を結んだ若狭町・森下町長(左)、多可町・戸田町長(中)、若桜町・山本副町長=兵庫県多可町

 兵庫県多可町と福井県若狭町、鳥取県若桜町の3町が友好交流協定を結んだ。多可町の戸田善規町長が、同じ「わかさ」という名前だが面識のなかった2町の町長の間を取り持ったことから、実現した。今後は相互イベントや“3町首脳会談”を開催する予定という。

 きっかけは、多可町に昭和50年から展示されていた蒸気機関車。かつて鳥取県の若桜鉄道で走っていたものと同型で、若桜町からの「譲ってほしい」という申し出を受け、平成19年8月に多可町から引き渡された。その際、両町の交流宣言が行われ、24年3月には「災害時相互応援協定」も結んだ。

 一方、26年3月に関西広域連合が定めた「原子力災害に係る広域避難ガイドライン」で、多可町は、若狭町の熊川地域の住民避難の受け入れ先となった。

 この際、戸田町長が、若狭町の森下裕町長に対し、若桜町と災害時の協定を結んでいることを説明。森下町長から「同じ“わかさ”だが、面識はない」と聞かされ、両町の間をつないだという。

 昨年11月に東京で行われた全国町村長大会では、戸田、森下両町長に若桜町の小林昌司町長を加えた3者が初会合。以来議論を重ね、協定の締結にこぎつけた。多可町役場で行われた協定の調印式で、戸田町長は「親戚がお越しになったよう」と喜んでいた。

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