産経WEST

大御所ひこにゃん、かつてはつらい下積みも 福招き10年、誕生会に2100人

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


大御所ひこにゃん、かつてはつらい下積みも 福招き10年、誕生会に2100人

10歳の誕生日を迎え、栃木県佐野市の「さのまる」(右)に祝福される「ひこにゃん」=13日、滋賀県彦根市の彦根城 10歳の誕生日を迎え、栃木県佐野市の「さのまる」(右)に祝福される「ひこにゃん」=13日、滋賀県彦根市の彦根城

 13日に10歳の誕生日を迎えた滋賀県彦根市のマスコット「ひこにゃん」。毎年国内外から届く年賀状は1万通を超え、この日彦根城で行われたお祝いセレモニーでも延べ約2100人が訪れるなど、ゆるキャラブームの先駆者としての人気は健在だ。だが、デビュー当初はイベントで人が集まらないなどつらい「下積み時代」も味わった。そんな苦労を乗り越えたひこにゃんに、関係者は感慨ひとしおだ。(桑波田仰太)

 セレモニーでは、ひこにゃんが登場すると、ファンから「かわいい」「こっち向いて」などと歓声があがった。県内外から手紙や花束、ひこにゃんのイラストなど約120点の誕生日プレゼントも寄せられ、ひこにゃんは手や体をゆすって喜びを表した。

 ひこにゃんは平成18年、「国宝・彦根城築城400年祭」のイメージキャラクターとして誕生した。招き猫発祥の地とされる彦根にちなんだ白猫がモチーフで、愛嬌のある動きやルックスが話題を呼んだ。祭り終了後も彦根城のマスコットとして活躍。彦根城に行けば毎日会えるなど、観光客誘致にも一役買っている。

 ひこにゃんが誕生した当時、彦根市長だった獅山向洋市議は「ここまで人気が出るとは思わなかった。10年たってもこの人気は改めてすごい」と話す。

「産経WEST」のランキング