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「女性は元々受け身の性」婚活パンフ…「不適切表現」で回収 鳥取県 

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「女性は元々受け身の性」婚活パンフ…「不適切表現」で回収 鳥取県 

鳥取県が回収を決めた「えんトリー」のパンフレット 鳥取県が回収を決めた「えんトリー」のパンフレット

 結婚を希望する男女の会員制お見合いシステムとして、鳥取県が開設した「えんトリー(とっとり出会いサポートセンター)」のPRパンフレットに、男女の役割に関して「不適切な表現」があったとして、県は13日、パンフレットを回収すると発表した。

 えんトリーは県が平成27年12月、鳥取、米子両市に開設。県法人会連合会が運営を受託している。結婚を希望する人が自分のプロフィルを登録、それを異性が閲覧し、希望が合えば引き合わせる仕組み。パンフレットは今年2月中旬、比較的少なかった女性の登録を増やそうと、PR用に1万部製作。美容室、飲食店など約2千店に配布した。

 その中に、男女が「結婚相手に求める条件」をアドバイスする欄があり、女性を「元々受け身の性」と説明したほか、男性が女性に求める条件では「男性をたててくれる」などと記していた。3月10日、県内の女性から県に「一方的な偏見だ」と電話で意見が寄せられたことから、県は改訂版を製作するとともに初版の廃棄を依頼した。

 今月14日から、県とえんトリーの職員が回収に当たり、双方のホームページでも回収を呼びかける。県によると、初版はえんトリー側が文言を作成。2月中旬に配布を始め、同下旬に完了したが、県担当課はこの間、内容を十分チェックしていなかった。

 平井伸治知事は13日の定例会見で「もってのほか。鳥取県は男女共同参画が日本一進んでいるといわれるが、反省しないといけない」と話した。

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