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【2歳児収納ケース殺害】上からフタ、閉じ込め「何回もやった」と父親…男児を下に、3歳長女を上に

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【2歳児収納ケース殺害】
上からフタ、閉じ込め「何回もやった」と父親…男児を下に、3歳長女を上に

押し込められた収納ケースの大きさと幸也ちゃん・長女の身長 押し込められた収納ケースの大きさと幸也ちゃん・長女の身長

 奈良県生駒市で2歳の男児がプラスチックの収納ケースに閉じ込められ、死亡した事件で、殺人容疑で逮捕された父親の会社員、井上祐介容疑者(39)=同市辻町=が「子供の発達に問題があった」などと供述していることが11日、捜査関係者への取材で分かった。奈良県警は供述の裏付けを進めるとともに、子育てのストレスから繰り返し虐待した疑いもあるとみて調べている。

 県警によると、死亡した井上容疑者の長男、幸也(ゆきや)くんの死因は、司法解剖で窒息による低酸素脳症と判明した。

 井上容疑者は幸也くんを幅約80センチの収納ケースの下に、長女(3)を上にして閉じ込め、外から蓋をロックしていた。身長は幸也くんが約90センチ、長女が約96センチだった。長女に目立ったけがはなかったが、県警は長女への殺人未遂容疑も視野に捜査している。

 井上容疑者は「子供2人がリビングのテレビをたたいて騒ぎ、注意しても聞かなかったので仕方なくやった。殺すつもりはなかった」と供述。一方でケースへの閉じ込めについて「何回もやった」とも説明しているという。

 県中央こども家庭相談センター(児童相談所)によると、昨年12月21日に「子供の泣き声がする」との通報があり、生駒市が今年1月になって井上容疑者宅への2度の家庭訪問を実施。母親と2人の子供に面会したが「けがやあざもなかったので、一時保護など緊急対応が必要とは判断しなかった」としている。

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