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関空に国内初のレンタルオフィス 「ビジネスに弱い空港」脱却なるか

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関空に国内初のレンタルオフィス 「ビジネスに弱い空港」脱却なるか

関西国際空港にオープンしたレンタルオフィス 関西国際空港にオープンしたレンタルオフィス

 世界最大のレンタルオフィス運営会社リージャス・グループが11日、関西国際空港に一時的に利用できる会議室や個室オフィスを備えた国内空港初のレンタルオフィスをオープンさせた。観光客中心で「ビジネス客に弱い」ことが課題の関空側からの熱心な誘致で実現した。4月から関空の運営を引き継いだ関西エアポートは、ビジネス客の利便性を向上させることで巻き返しを図る。

 リージャス・グループはルクセンブルクに本社があり、世界106カ国で約2600のレンタルオフィスを運営する。5年ほど前から空港にも進出し、欧州を中心に24空港で展開する。

 関空のレンタルオフィスは第1ターミナル3階の制限エリア外に開設。約250平方メートルの敷地に3つの会議室と27の個室オフィスを備える。コピー機やプリンター、インターネット、飲料などのサービスもある。日本語と英語に対応したスタッフが常駐する。

 利用料金は共用スペースが1時間千円からで、個室は同1500円、会議室は同5千円から。ビジネス客が出発前にメールチェックなどの作業に使うだけでなく、世界中の事務所から集まったビジネス客が会議などで使用することも想定している。

 日本企業の東京一極集中に加え、欧米への路線網が弱いことから関空はビジネス客の利用で苦戦。昨年4月から手荷物検査の優先レーンが使用できる特典などのついた法人会員の募集を始めるなど、てこ入れに乗り出している。

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