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【橋本奈実の芸能なで読み】家は自分自身を映し出す鏡-不動産会社COOが語る映画「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」

 「家」とは、そこに暮らす「自分自身」を映し出す鏡だ-。名優モーガン・フリーマンとダイアン・キートンの初共演で話題の映画「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」(リチャード・ロンクレイン監督)は、結婚40年の夫婦が愛犬と住む家を売って、新居を手に入れようと考えたことから始まる物語。今作で描かれる自分らしく暮らすヒントを、不動産会社「リクレア・ライフエージェント」(本社・大阪市)の取締役で最高執行責任者の石田俊二さんが語った。

米国のライフスタイルに近づいている日本人

 「最終的に“自分らしい暮らし”に行き着いてよかったな、と思いました」と石田さんは笑顔で話す。

 《熟年夫婦(フリーマン、キートン)が暮らすのはブルックリンの絶景を望むアパートメントの最上階の5階で、菜園にする屋上階も付く。ほぼ理想的な“わが家”だが、建物にエレベーターがないことは、年を重ねた2人と10歳になる愛犬にとって唯一にして最大の欠点だ。そこで不動産エージェントでめいのリリー(シンシア・ニクソン)に頼み、部屋を売りに出そうとするが…》

 熟年層が階段の昇降をつらく感じて住み替えを考えることは日本でも、少なくないという。「今までは住み慣れた環境を変えたくない人の方が多かったんですけど。ちゃぶ台に正座からソファの生活にするくらい、柔軟な人が増えてきています」。眺望へのこだわりを持つ人も増えつつあるそう。「大阪でいうと、川や緑のある場所。空間の感じ方が違うようです」

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