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海底送水管100メートル分が“消失” 広島の離島漏水事故、老朽化破損は「考えられない」

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海底送水管100メートル分が“消失” 広島の離島漏水事故、老朽化破損は「考えられない」

 広島県福山市は4日、沖合にある離島の走島町で3月に発生した漏水事故を調査した結果、本土と島を結ぶ海底送水管が切断され、約100メートル分が無くなっていたと発表した。現場は水深約20メートルで、送水管は海底の約1~3メートル下に埋設されていた。

 漏水事故は送水管の破損が原因とみられ、市は4日、「老朽化による破損とは考えられない」として福山海上保安署に被害届を出した。復旧のめどは立っていない。

 福山海保によると、現場は漁船などが頻繁に行き交う海域で、切断された原因を詳しく調べる。

 福山市によると、3月20日、走島町の受水槽の水位が低下し、送水できていないことが判明。断水は給水船により21日に解消したが、島民約600人に影響が出た。

 海底送水管は昭和51年に敷設され、管の直径約15センチ、全長約6キロ。切断されていたのは沖合約3・3キロ付近で、潜水士が調査したところ、切断された現場付近で送水管の一部が露出し、位置も約150~200メートルずれていた。

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