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無理矢理上司の膝に座らされ、記念撮影→休職後に退職勧奨…驚くべきセクハラの実態

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無理矢理上司の膝に座らされ、記念撮影→休職後に退職勧奨…驚くべきセクハラの実態

女性の証言をもとに再現した、記念撮影でのセクハラ被害のイメージ図。上司の膝の上に座らされ、別の男性社員に腕をつかまれた 女性の証言をもとに再現した、記念撮影でのセクハラ被害のイメージ図。上司の膝の上に座らされ、別の男性社員に腕をつかまれた

 治療を受け、一定回復した女性は21年、休職期間の満了を前に復職を相談した。すると、会社側はこれを認めず、逆に退職を勧めたという。女性はいたたまれなくなり、休職期間満了日の翌日付で、25年以上勤めた会社からの退職を余儀なくされた。会社に命じられて引き受けたパーティーの幹事だったが、業務には当たらないとして労災も認められなかった。

「会社の名前汚すのか」

 損害賠償を求めた訴訟ではセクハラ認定を受けたが、被害の程度は軽いと判断されたという。相談に乗ってくれたはずの上司には「会社の名前を汚すのか」と、問題にするのをやめるように言われた。

 その後、「女性が低く見られる社会は未熟だ」として、社会の風潮を変えるためには自身の体験を話す必要があると考え、支援団体のセミナーで、初めて自らの経験を語り始めた。

 厚生労働省が外部機関に委託し、就業経験のある25~44歳の女性1万人から回答を得た昨年秋の調査では、うち3割弱がセクハラを受けた経験があると打ち明ける一方、6割超が泣き寝入りしていた実態が明らかになった。

 被害を証言した女性は「セクハラの罪の重さを国や事業主にもっと認識してもらわないと、女性の活躍の場が広がるほど苦しむ人が増える」と訴えている。

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