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車椅子のまま海中ふわりダイビング 奄美大島に体験施設オープン 2020年パラリンピックへ訪日客需要も狙う

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車椅子のまま海中ふわりダイビング 奄美大島に体験施設オープン 2020年パラリンピックへ訪日客需要も狙う

双胴船のエレベーターから車椅子のまま海中に入る元車いすバスケットボール選手、増子恵美さん=3月26日、鹿児島・奄美大島 双胴船のエレベーターから車椅子のまま海中に入る元車いすバスケットボール選手、増子恵美さん=3月26日、鹿児島・奄美大島

 2020年のパラリンピック東京大会を控え、障害者スポーツへの関心が高まるなか、鹿児島・奄美大島に車椅子使用者専用のダイビング体験施設が今月1日にオープンした。宿泊施設内に練習用プールを設け、車椅子のまま海中に入ることのできるエレベーター付きの双胴船を備えている。同様の施設は珍しいといい、インバウンド(訪日外国人客)の需要も見込む。「海の中で無重力の世界を楽しんでほしい」と運営団体の代表者は話している。(池田証志)

 船にエレベーター

 「初めは不安だったけど、スタッフのサポートで安心できた。神秘的な海の世界を楽しく過ごせました」

 シドニー・パラリンピックで銅メダルを獲得した元車いすバスケットボール選手の増子恵美さんは、奄美群島の中でも最大の奄美大島の沖合でインストラクターに導かれ、約30分のシュノーケリングを楽しんだ。

 甲板上に段差がなく、車椅子に座ったまま海に入れる水中エレベーターを備えた双胴船(全長13・5メートル、総トン数14トン)でポイントへ。車椅子に座ったまま、エレベーターで海中に降りる。指導員2人に導かれて車椅子から離れ、海底に広がるサンゴや色とりどりの魚の姿を楽しんだ。増子さんは「今度はダイビングをやりたい」と笑顔を見せた。

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