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STOP!性犯罪 女子学生立つ 福岡4大学、防犯組織発足へ 自ら対策「被害ゼロに」

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STOP!性犯罪 女子学生立つ 福岡4大学、防犯組織発足へ 自ら対策「被害ゼロに」

「女子学生のための防犯推進協議会」発足の準備会合に参加した女子学生=3月、福岡市東区 「女子学生のための防犯推進協議会」発足の準備会合に参加した女子学生=3月、福岡市東区

 性犯罪の防犯対策を自分たちで考えようと、福岡市東区にある4大学の女子学生がネットワーク組織「女子学生のための防犯推進協議会」の発足準備を進めている。福岡県内の性犯罪事件は増加しており警察署も支援。県警は「自ら動くという意識が防犯には大事。学生主体の組織は珍しい」と歓迎している。

 4大学は九州産業大、福岡工業大、福岡女子大、九州造形短期大。各大学で新入生や寮生向けの防犯セミナーや護身術教室を開いていたが、防犯活動に取り組む地域住民の勧めもあり、学生自治会などに所属する女子学生が動き始めた。

 3月下旬に開かれた発足準備の初会合には女子学生7人が集まり、活動内容を検討。「防犯ブザーのレンタルサービスがあれば」「地域のパトロールに同行し女性目線の防犯マップを作製しては」など、さまざまなアイデアが出た。会合には管内の東署の正木一博生活安全課長らも参加した。

 九州産業大4年で準備に関わる岡田美乃里さん(21)は「性犯罪被害は人ごとという意識を変え、被害をゼロにしたい」と意気込む。

 福岡県警によると、平成27年の県内の性犯罪(強姦、強制わいせつ)認知件数は576件と前年(499件)の15%増。東区は36件と前年(17件)の倍以上となっている。

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