産経WEST

【銀幕裏の声】生誕45年「仮面ライダー伝説」作ったもう1人の男 この仮面をかぶって飛べ-まっすぐ飛べず怒られた…

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【銀幕裏の声】
生誕45年「仮面ライダー伝説」作ったもう1人の男 この仮面をかぶって飛べ-まっすぐ飛べず怒られた…

劇場版「仮面ライダー1号」のワンシーン。重量感をアップさせた仮面ライダーがネオサイクロン号でショッカーをなぎ倒す=(C)2016「仮面ライダー1号」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 劇場版「仮面ライダー1号」のワンシーン。重量感をアップさせた仮面ライダーがネオサイクロン号でショッカーをなぎ倒す=(C)2016「仮面ライダー1号」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

 そして、45年記念大作「仮面ライダー1号」の監督に指名されるのだ。

 「えっ、藤岡さんが本当に復活するの? 僕が監督をするの? この話を聞いたときは驚きました」と金田監督は明かす。そしてこう続けた。「45年の記念作であり、藤岡さんの復帰作です。その監督に選ばれたことはとても光栄で誇りに思いました。今回はこれまでのシリーズの中でも特別です」

 スーツアクターからアクション監督、そして映画監督へ-と立場を変えながらも、45年にわたり絶えず仮面ライダーを支え続けてきた金田監督が新作の現場では一層、気合を込めて挑んだ姿が浮かんでくる。

色褪せないヒーロー像

 《日本を去った猛は人知れず世界各地で戦い続けていたが、日本にいる一人の少女に危機が迫っていることを知り、急遽帰国する…》

 藤岡さんが現場復帰した記念大作。金田監督はどう演出したのか?

 「藤岡さんは俳優、そして人間としてとてもまじめな方です。仮面ライダーはただの格好良いだけのヒーローではない…。藤岡さんとは、そんな誇り高きヒーロー像について話し合いました」

 映画の冒頭、東南アジアの街の片隅で今も戦い続ける猛が登場する。食事中、若い暴漢に襲われた猛が、難なく彼らを撃退し静かに店を後にする。やじ馬の「凄い男だな。誰だあいつは?」と驚く声に客の1人が答える。「知らないのか。あれがホンゴウ・タケシだ」

 武道家として今も鍛錬し続ける藤岡さんと、45年間、世界で戦い続けてきた猛がクロスする瞬間だ。

 「45年前に演じたヒーローを再び今、演じることのできる役者が藤岡さんの他にいるでしょうか。世界でも類を見ないことだと思いますよ」。しみじみと金田監督がつぶやいた。

このニュースの写真

  • 生誕45年「仮面ライダー伝説」作ったもう1人の男 この仮面をかぶって飛べ-まっすぐ飛べず怒られた…
  • 生誕45年「仮面ライダー伝説」作ったもう1人の男 この仮面をかぶって飛べ-まっすぐ飛べず怒られた…
  • 生誕45年「仮面ライダー伝説」作ったもう1人の男 この仮面をかぶって飛べ-まっすぐ飛べず怒られた…

「産経WEST」のランキング