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【銀幕裏の声】生誕45年「仮面ライダー伝説」作ったもう1人の男 この仮面をかぶって飛べ-まっすぐ飛べず怒られた…

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【銀幕裏の声】
生誕45年「仮面ライダー伝説」作ったもう1人の男 この仮面をかぶって飛べ-まっすぐ飛べず怒られた…

劇場版「仮面ライダー1号」のワンシーン。重量感をアップさせた仮面ライダーがネオサイクロン号でショッカーをなぎ倒す=(C)2016「仮面ライダー1号」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 劇場版「仮面ライダー1号」のワンシーン。重量感をアップさせた仮面ライダーがネオサイクロン号でショッカーをなぎ倒す=(C)2016「仮面ライダー1号」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

 「仮面をかぶるといきなり、『トランポリンを飛んで』と命じられたものの、最初はまっすぐに飛べなくて、『カメラのファインダーに収まらないじゃないか!』と怒られましてね」

 仮面ライダーの撮影現場では、実際に藤岡さんがライダーのスーツを着て、アクションもこなし、バイクにも乗っていたが、トランポリンアクションなどは金田監督たちスーツアクターが務めていた。

 「トゥォッー」という藤岡さんの掛け声に続き、「ライダー・ジャーンプ!」や「ライダー・キーック!」などの決めぜりふとともに繰り出された伝説のライダーアクション。スーツの中では金田監督たちスーツアクターが奮闘していたのだ。

アクション監督、そして映画監督へ

 「特撮ヒーローものでは、『ロボット刑事』のロボットKや、『人造人間キカイダー』のキカイダーの面もかぶりましたよ」

 金田監督は数々の特撮ヒーローもののスーツアクターを演じた後、アクション監督に抜擢(ばってき)され、「正義のシンボル コンドールマン」や「宇宙刑事ギャバン」などのアクション演出を担当するようになる。

 そして「仮面ライダーBLACK」をはじめ、「仮面ライダーBLACK RX」「仮面ライダークウガ」など仮面ライダーシリーズの現場に欠かせないアクション監督としての地位を築いていく。

 「ただ格闘していてもそれはアクションとはいえません。アクションは重要な演技、芝居なんです」と、常に“戦う美学”を込めた金田監督独特のアクション演出は現場で絶大な信頼を得る。

 アクション演出で頭角を現した金田監督に、今度は総合演出を任せようと声がかかり、映画監督に抜擢される。

 劇場版の仮面ライダーシリーズでは、平成20年公開の「劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事」から昨年まで毎年、監督を任されてきた。

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