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【プロ野球】高山がプロ初打席初安打 阪神新人の開幕ヒットは2004年鳥谷以来

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【プロ野球】
高山がプロ初打席初安打 阪神新人の開幕ヒットは2004年鳥谷以来

 やはり並の新人ではなかった。開幕戦で1番に起用された阪神のドラフト1位ルーキー高山が、一回のプロ初打席に左前打。阪神では2004年鳥谷以来となる新人野手の開幕戦安打で打線が勢いづくと、昨季のチーム対戦打率が打率1割台と苦しめられた大野から今季初得点が生まれた。

 一振りで球場のムードをつくった。宣言していた通り、大野が投じた初球の直球に豪快なフルスイングで空振り。5球目の142キロを逆方向に流した打球が三遊間を破ると観客のボルテージは一気に最高潮。投ゴロの横田と走者は入れ替わったが、ドーム内に吹いた歓声の“追い風”がヘイグの先制左前適時打を呼び込んだ。

 オープン戦では先発出場した全13試合で安打を放ち、開幕が近づくにつれて下位から上位に打順を上げた。1番としては第1打席に4打数3安打とめっぽう強く、「プレーボールから『よーいドン』で高山が出てくれるので、勢いがつく」(片岡打撃コーチ)と、打線の起爆剤として首脳陣の信頼は揺るがない。

 開幕戦が醸し出す独特な緊張感にも、高山は「高ぶらない選手はいないが、当日になってもそういうのにはうとい。逆にルーキーなんでそこは強み」とまで冷静に言ってのける。強心臓の新人が、走り出した金本阪神を先頭で引っ張る。(大宮健司)

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