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【伊勢志摩サミット】進む高級リゾート化、1泊45万円のホテルも開業 地元歓迎「セレブが選ぶ観光地に」

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【伊勢志摩サミット】
進む高級リゾート化、1泊45万円のホテルも開業 地元歓迎「セレブが選ぶ観光地に」

高級旅館として今月オープンした「月夜見の座」の「既望」の間=三重県伊勢市(寺口純平撮影) 高級旅館として今月オープンした「月夜見の座」の「既望」の間=三重県伊勢市(寺口純平撮影)

 主要国首脳会議(サミット)の開催まで26日で2カ月となるが、首脳らを迎える三重県の伊勢志摩ではいま、1人1泊5万~45万円という高級宿泊施設のオープンが相次いでいる。サミット開催を機に、修学旅行先の「定番」に、高級リゾートの側面が加わろうとしている。「世界のセレブにも選ばれる観光地に」。地元では期待が膨らんでいる。(井上浩平)

 「100点満点の部屋と食事、おもてなしを提供します」。今月開業の旅館「月夜見(つきよみ)の座」を運営する「海栄RYOKANS」広報企画室の村井淳室長はそう自信をのぞかせる。

 黒を基調とした和風建築で、離れのような木造平屋の全6室には露天風呂を備える。松阪牛や新鮮な魚介など地元食材を使った高級グルメも自慢だ。

 1泊2食付きで5万円と値段設定は安くない。主に関西圏の来客を想定していたが、情報を聞きつけた関東の富裕層が続々と訪れている。村井室長は「サミットで伊勢志摩が国内外からさらに注目される。外国人客を意識したPRにも力を入れたい」と意気込む。

 今月オープンしたのは、世界的ホテルグループ系列の「アマネム」。料金は1泊9万~45万円。中部国際空港からヘリコプターで約25分というアクセスの良さを富裕層向けにアピールし、外国人客を呼び込む腹づもりだ。

 志摩市観光協会によると、同市の年間約400万人の観光客のうち、修学旅行生は約10万人。大阪や京都など関西圏の小中学生にとって、伊勢志摩は修学旅行の「定番」と位置づけられる。年間8千人の修学旅行生を受け入れる「賢島パークホテルみち潮」のおかみ、高木美智代さん(64)は「宿ごとのすみ分けはできる」とした上で、「賢島の歴史からも高級化に違和感はない」と語る。

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