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2人の死刑執行、女性5人殺害の鎌田死刑囚と福岡連続保険金殺人の吉田死刑囚

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2人の死刑執行、女性5人殺害の鎌田死刑囚と福岡連続保険金殺人の吉田死刑囚

 昭和60~平成6年に女性5人を殺害した鎌田安利死刑囚(75)と福岡連続保険金殺人事件の吉田純子死刑囚(56)の刑が25日午前に執行されたことが、関係者への取材で分かった。岩城光英法相が命令した。執行は昨年12月以来で、第2次安倍政権以降では16人となった。

 確定判決によると、鎌田死刑囚は昭和62年、大阪市住吉区の路上でそろばん塾帰りの小学3年辻角公美子ちゃん=当時(9)=に声を掛け、西成区の自宅に連れ込んで絞殺、親らに電話で身代金を要求した。また、金銭トラブルなどから主婦ら4人の女性を次々に絞殺し、遺体を切断して山林に捨てるなどした。

 平成17年7月に死刑が確定した。

 吉田死刑囚は看護師仲間3人と共謀するなどし、10~11年、仲間の夫2人を殺害して死亡保険金計約6700万円をだまし取るなどした。

 16年9月の一審福岡地裁判決は吉田死刑囚を首謀者と認定し、求刑通り死刑を宣告。18年5月の福岡高裁判決も支持した。22年4月に死刑が確定した。

 昨年12月には岩城法相の命令で、川崎市で3人を殺害した津田寿美年元死刑囚ら2人の刑が執行された。津田元死刑囚は裁判員裁判対象事件で初の死刑執行だった。昨年はほかに、上川陽子前法相の命令で、名古屋闇サイト殺人事件の神田司元死刑囚の刑も執行された。

 第1次安倍政権では、長勢甚遠元法相の命令で計10人、第2次安倍政権では谷垣禎一元法相の命令で計11人の死刑が執行された。

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