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米S&Pがシャープ格下げ…鴻海の契約遅れ受け 5100億円返済可能性「極めて低い」

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米S&Pがシャープ格下げ…鴻海の契約遅れ受け 5100億円返済可能性「極めて低い」

シャープの高橋興三社長=2月4日、東京都港区 シャープの高橋興三社長=2月4日、東京都港区

 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は23日、シャープの長期会社格付けを「トリプルCプラス」から「トリプルC」に1段階引き下げたと発表した。同時にさらに格下げ方向を示す「クレジット・ウオッチ」に指定した。

 台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業によるシャープ買収の契約締結が遅れており、3月末に期限を迎える融資5100億円を自力で返済できる可能性が「極めて低い」と判断した。

 S&Pは、鴻海がシャープに出資する可能性は高いとしながらも、合意は3月末以降になる見通しだと分析。3月末までに鴻海が正式に出資を表明せず、金融機関が融資の期限延長に応じることになれば、一時的に「SD(選択的債務不履行)」に引き下げる方向だ。

 S&Pは昨年11月、シャープの主力の液晶事業の収益力が低下したとして、「シングルBマイナス」から「トリプルCプラス」に1段階引き下げていた。

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