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任天堂、次世代機「NX」集中投資で立て直し 不調「WiiU」、発売4年で幕

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任天堂、次世代機「NX」集中投資で立て直し 不調「WiiU」、発売4年で幕

 任天堂が、主力の据え置き型ゲーム機「WiiU(ウィー・ユー)」の生産を年内にも終了する方向で調整していることが23日、明らかになった。今年の早い時期に発表するとしている次世代機「NX」に経営資源を集中する方針で、ゲームファンの期待は膨らむ。同社はNXでゲーム機事業を早急に立て直し、経営を軌道に乗せたい考えだ。(牛島要平)

 「(旧機種の)WiiにWiiUがキャッチアップする(追いつく)のは難しい」

 任天堂の君島達己社長は昨年12月のインタビューで、平成24年に発売したWiiUについてこう語っていた。世界で累計1億台以上を販売する爆発的ヒットを飛ばしたWiiの「後継機」とみなされたが、乗り換え需要が盛り上がらなかった。

 昨年4~12月期は「スプラトゥーン」などのソフトのヒット作に恵まれ、WiiUの販売台数は前年同期比で微増。ただ、急激な円高もあって今年2月には28年3月期の業績予想を下方修正し、26年3月期まで3期連続の最終赤字となった経営は不安定さを残す。

 今月17日に配信開始した初のスマートフォン向けアプリ「Miitomo(ミートモ)」は3日でユーザー数100万人を突破し、順調な滑り出しをみせた。ただ、配信は無料で、ゲーム専用機ほどの収益はまだ期待できない。

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