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20年前と風景がらり カンボジアの空港運営手がける仏バンシ、4月から関空も

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20年前と風景がらり カンボジアの空港運営手がける仏バンシ、4月から関空も

カンボジア・プノンペン空港の出発ロビー カンボジア・プノンペン空港の出発ロビー

 「20年前はほとんど発着がない寂しい空港だったが、今はひっきりなしだ」。カンボジアのプノンペン空港の出発ロビーはさまざまな国籍、年齢の利用客でにぎわっている。フン・セン首相は16日、空港民営化20周年を記念した式典で、かつては殺風景だった様子を振り返りながら、民営化の効果に声を弾ませた。

 プノンペン空港を運営するのは、フランスの空港運営会社バンシ・エアポートだ。これまでに4カ国で25空港を運営。カンボジアではプノンペン以外に、世界遺産アンコールワットに近いシエムレアプ、南部のシアヌークビルで空港を運営している。

 バンシは、4月から関西、大阪(伊丹)両空港の運営に乗り出す。オリックスとともに運営会社「関西エアポート」に出資。海外の空港運営のノウハウを蓄積するバンシが、関西、大阪でどのようなビジネスを展開するか、行方が注目される。

 「空港の長期間の運営には、現地文化の尊重が必要だ」。バンシ幹部は、国ごとに空港に求めるニーズを探り、現地の文化や実情に沿った施設の整備が空港運営には欠かせないと力説する。

 内戦の影響で発展が遅れていたカンボジアだが、最近はプノンペンに高層ビルが建つなど成長が著しい。ビジネス需要を中心に航空便の利用者が増加。バンシは約5500万ドル(約60億円)を投じ、利用者数の上限を従来の2倍以上に当たる年500万人に拡大した。免税店などの商業施設のエリアも3倍に広げた。

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