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さえずり聞いて生息調査 天然記念物の「オオトラツグミ」 奄美大島

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さえずり聞いて生息調査 天然記念物の「オオトラツグミ」 奄美大島

鹿児島県の奄美大島に生息するオオトラツグミ=平成26年1月(奄美野鳥の会提供) 鹿児島県の奄美大島に生息するオオトラツグミ=平成26年1月(奄美野鳥の会提供)

 鹿児島県の奄美大島だけに生息する国指定天然記念物で、絶滅危惧種の野鳥「オオトラツグミ」の生息調査が20日、島の中央部を走る林道であった。参加者は歩きながら鳴き声をチェック、周辺を含め156羽が確認された。今後、林道以外で補足調査を行い、島全体の数は4月上旬ごろに分かる予定だ。

 調査は、NPO法人奄美野鳥の会が保護対策に役立てようと平成6年から実施。今年は島内外から約140人が参加し、計40キロ余りを調べた。2、3人一組で班を編成、分担して、さえずりが聞こえた場所や時間などを記録した。

 奄美大島を初めて訪れた大阪府吹田市の大学生、玉置こるりさん(22)は「薄暗い林の中で聞こえる鳴き声は感動的だ」と話した。

 オオトラツグミは、14年までは島全体で数十羽だったが、森林環境の改善などで次第に増え、25年には500羽余りが確認されている。

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