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【山陽道トンネル事故】衝突5秒で50メートル以上走行、1分後には炎上 ドライブレコーダー解析で判明

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【山陽道トンネル事故】
衝突5秒で50メートル以上走行、1分後には炎上 ドライブレコーダー解析で判明

 広島県東広島市の山陽自動車道下り線「八本松トンネル」で2人が死亡した多重事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死)容疑で逮捕された皆見(みなみ)成導(なりみち)容疑者(33)=埼玉県越谷市=の運転するトラックが渋滞の最後尾の乗用車に追突してから停車するまでの時間が5秒程度だったことが20日、捜査関係者への取材で分かった。トラックはその間、次々と車をはじき飛ばしながら50メートル以上進んでいた。

 捜査関係者によると、最後尾の乗用車は走行車線で停車していたが、バックミラーで皆見容疑者のトラックが近づいてくるのに気付き、追い越し車線に移って追突を回避した。

 この車に搭載されたドライブレコーダーは、トラックが事故で亡くなった東広島市の会社員、今塩屋明宏さん=当時(34)=の乗用車に激しく追突する様子を記録。トラックは乗用車を押し出しながら50メートル以上にわたって進み、今塩屋さんの乗用車を前方のトラックと挟む形で追い越し車線で止まった。

 この間の時間はわずか5秒で、トラックが走り込んできたときの速度は時速70~80キロ程度だったとみられる。停止約1分後には、トラック2台と乗用車の近くから白い煙が上がる映像も残っており、今塩屋さんはこの火災に巻き込まれて死亡した。

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