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【世界ミニナビ】「人民解放軍」が軍服脱いだワケ…民間人装い南シナ海・人工島警備?

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「人民解放軍」が軍服脱いだワケ…民間人装い南シナ海・人工島警備?

オンライン誌「ディプロマット」が公開した南シナ海パラセル(中国名・西沙)諸島の衛星画像。1月9日撮影の画像(上)と比べ、3月2日の画像(下)では埋め立てが進んでいる(Victor Robert Lee/DigitalGlobe提供) オンライン誌「ディプロマット」が公開した南シナ海パラセル(中国名・西沙)諸島の衛星画像。1月9日撮影の画像(上)と比べ、3月2日の画像(下)では埋め立てが進んでいる(Victor Robert Lee/DigitalGlobe提供)

 やはり、最初から人民解放軍が南シナ海の人工島警備に直接、かかわっていた? 中国メディアが、南シナ海で中国が強行している人工島造成をめぐり、民間人を装って人工島に降り立ったという注目すべき軍人の証言を伝えている。

「軍服着用ならず」

 主に中国情報を伝えるポータルサイト「サーチナ」が、中国メディアの情報として紹介した内容によると、「南シナ海の島や岩礁で軍服の着用ができなかった」という軍人の証言を紹介している。

 南シナ海では、スプラトリー(中国名・南沙)諸島やパラセル(中国名・西沙)諸島をめぐって、中国、ベトナム、フィリピンなどがそれぞれ領有権を主張し、争っている。中国メディアの報道は軍人の氏名や日時など具体的な記述がないが、事実だとすれば、領有権争いのある島や岩礁で、軍人に軍服を着せずに任務に就かせていたことになる。つまり、人民解放軍の軍人が民間人を装っていたということだ。

 記事は、南シナ海に赴いた軍人の証言で、岩礁をコンクリートで固めて造った人工島に着く際、軍服を着用してはいけないと命じられ、白いシャツに着替えて人工島に降りたという。上空では他国の偵察機が旋回していた。

 この軍人は何年か後に再び、同じ人工島を訪問した際にも到着前にやはり、軍服を着ている者は現場を離れ、写真を撮影されないように指示をされた。しかし、この軍人は上空や海上では戦闘機や軍艦が護衛についていることから、指示を無視して、軍服を着用したという。

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