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【山陽道トンネル事故】逮捕の運転手名乗り出ず 勤務先を家宅捜索

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【山陽道トンネル事故】
逮捕の運転手名乗り出ず 勤務先を家宅捜索

 広島県東広島市の山陽自動車道下り線「八本松トンネル」でトラックが渋滞の列に突っ込み、2人が死亡した多重事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死)容疑で逮捕された運送会社社員の皆見(みなみ)成導(なりみち)容疑者(33)=埼玉県越谷市=が事故直後、自分から広島県警にトラックの運転手であることを名乗り出ていなかったことが19日、捜査関係者への取材で分かった。

 県警は同日、同容疑で、皆見容疑者が勤務する運送会社「ゴーイチマルエキスライン」(埼玉県川口市)を家宅捜索。国土交通省の特別監査で、皆見容疑者が過労運転を繰り返していたことが判明しており、事故の詳しい経緯とともに同社の管理態勢との因果関係についても調べる。

 捜査関係者によると、事故では60人以上が数カ所の病院に分かれて搬送され、皆見容疑者も打撲などで東広島市内の医療機関に運び込まれた。県警は病院などで、事故に関係した?台の車の運転手から事情を聴いたが、皆見容疑者は最後まで見つからず、確認できたのは17日夕だった。

  

 事故で亡くなった広島県竹原市の丸岡節枝(せつえ)さん(65)の葬儀が?日、同市内の斎場で営まれた。

 丸岡さんは同市内の老人ホームに勤務しており、知人の女性(80)は「明るくて優しさにあふれた人だった」としのんだ。パッチワークが趣味で、一緒の教室に通っていた女性(66)は「展示会に意欲をみせていたのに。本当に残念だ」と肩を落とした。

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