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カモン、コンビニ!大阪で唯一コンビニのない千早赤阪村が4月から誘致作戦 開店経費補助へ

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カモン、コンビニ!大阪で唯一コンビニのない千早赤阪村が4月から誘致作戦 開店経費補助へ

 コンビニよ来れ-。大阪府内43市町村の中で、唯一コンビニエンスストアがない千早赤阪村が4月から、誘致策に乗り出す。村は面積約37平方キロと吹田市(約36平方キロ)とほぼ同じ大きさだが、商店は少なく、多くの村民は村外に出かけ、買い物をしている。村が取り組むのは店舗開店に必要な経費補助で、担当者は「少しでも住みやすい村にしたい」と話す。(藤崎真生)

 千早赤阪村は奈良県御所市と接する府県境にあり、日本の棚田百選に選ばれた下赤阪の棚田など豊かな自然が特徴。しかし、府内で唯一の「過疎地域」に指定され、村内の大半が開発に規制のかかる市街化調整区域。人口は府内最少の約5400人で、交通量も極めて少ない。村民は隣接する富田林市や、河内長野市などに買い物に出かけているのが現状だ。

 そうした中、人口減少対策のため、今年1月、2040(平成52)年の目標人口を約6千人とする「総合戦略」を策定。その一環として、「コンビニ」など商業施設誘致のために、新年度予算案に400万円を計上した。村内で店を開く人に開店に必要な経費を一部補助する。

 補助額は検討中だが、スーパーなどの小売業では上限300万円程度、コンビニについては額を「もう少し上乗せする」(村担当者)という。29年度以降も補助を続けるのかどうかは今後、検討する。

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