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やっぱり!? 北陸の受験生、関西離れ 新幹線開業1年、影響くっきり

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やっぱり!? 北陸の受験生、関西離れ 新幹線開業1年、影響くっきり

 北陸新幹線長野-金沢間の延伸開業から、14日で1年を迎えた。沿線の観光地はにぎわい、開業効果に沸く一方、開業から初めてとなる今春の大学入試で、関西の私立大学は北陸3県からの志願者数が軒並み減少。北陸から東京へのアクセスが大幅に向上して首都圏の大学に受験生が流れたとの見方があり、大学関係者は「情報発信を強化するなど対策が必要」と危機感を抱いている。

 3年連続で志願者数日本一を狙う近畿大(大阪府東大阪市)では、今春の一般入試の志願者数が前年と比べ、富山県が10・5%、石川県は9・1%、福井県は11%、それぞれ減少した。大学全体の志願者数は5・5%増加しており、北陸3県の減少は顕著だ。

 これまで通り、北陸地方でも大学説明会を開催し、地方受験会場を設置するなど受験生確保に努めただけに、大学関係者は「北陸新幹線開業の影響がないといえば嘘になる。東京と新幹線1本でつながったわけだから…」と肩を落とす。

 関西大(大阪府吹田市)でも、北陸3県からの志願者数は14・4%減少。関西とのアクセスが悪くなった富山県は21・3%減だ。入試担当者は「開業を見越して数年前から富山にも受験会場を置いているが、大幅減少となった。来年以降、情報発信を強化したい」と話している。

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