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【東日本大震災5年】明るさの裏に「深い心の闇」が見えた-大阪のシンガーソングライターが見た被災地の現実

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【東日本大震災5年】
明るさの裏に「深い心の闇」が見えた-大阪のシンガーソングライターが見た被災地の現実

盛岡劇場タウンホールでのライブ=岩手県盛岡市 盛岡劇場タウンホールでのライブ=岩手県盛岡市

オオザカレンヂ・keisuke 明るく迎えてくれた東北の人たち

 「想像していた以上に、被災された方々が抱えた心の闇は深い…」

 東日本大震災から5年を前にしたこの2月、岩手県、宮城県の被災地へ歌いに行った際、そう感じた。

 大阪から来た私を、皆さんとても温かく迎えて下さり、そういった素振りは微塵も見せず、むしろ明るいくらいだった。楽しい話をして盛り上がったり、一緒に歌いあったり、被災地へ来ている事すら忘れる事もあった。

 だが、その「明るさ」に、私は心の深い闇を感じたのかもしれない。

どこにでもいそうな無邪気な少年少女

 2年半前、岩手県大槌町の「城山公民館」で、被災された方々の前で歌わせていただいた。会場には、中学生、高校生、大学生やその親御さんたちがいらしていた。歌い終わると、その子達が私のところへ駆けつけてくれ、「一緒に写真撮ってください」「サインください」「CDありますか?」…とキャッキャッ言いながら、そして少し恥ずかしがりながら話しかけてくれた。

 どこにでもいそうな無邪気な少年少女たち。その屈託のない笑顔に、胸を打たれた事を覚えている。

 親御さんたちからも温かい言葉を掛けて頂き、「また会いましょうね」そう約束して別れた。

 そして今年2月に再び訪れた際、全員ではなかったが、2年半前のライブで出会った子達と再会することができた。高校生、大学生になってる子、親元を離れ一人暮らしを始めた子、働いている子、皆それぞれだ。

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