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【今週の注目記事】「卍」はナチス想起?日本の地図記号変更の是非…“アホな外国人”批判に英メディア関心

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【今週の注目記事】
「卍」はナチス想起?日本の地図記号変更の是非…“アホな外国人”批判に英メディア関心

東京の寺院にみられる「卍」の印。ナチズムを想起させるとして、国土地理院は外国人向けの地図のために「三重の塔」の図案を提案した(AP) 東京の寺院にみられる「卍」の印。ナチズムを想起させるとして、国土地理院は外国人向けの地図のために「三重の塔」の図案を提案した(AP)

 英メディアが、伝統軽視の国土地理院に対する批判に焦点を当てているのに対し、米国のFOXニュースは西洋の視点だ。「旅行者を混乱させないためカギ十字の記号は使わず」との記事で、「アジアを旅行した経験があるひとは、西洋人旅行者がファシズムの印と見なす記号に出くわして驚いたことがあるかもしれない」と記した。

新設の記号も登場

 一方、AP通信は「旅行者の混乱を避けるべきだとして変更に賛成の人もいれば、外国人に気を使って古い記号を変える必要はないと反対の人もいる」と、賛否両論を併記。変更は日本国内の地図には影響しないとして「仏教関係者はこの問題にあまり関心がない」とも伝えた。

 国土地理院の担当者はAPに対し、目的は記号をよりわかりやすくすることだと説明し「よい記号とは一目で何なのかがわかること。問題は、いまの記号が寺院だと容易にわかるかどうかだ」とコメントした。

 国土地理院が示した記号は寺院のほかに、「〒」を使わず封筒を図案化した郵便局や、警棒をクロスさせた形ではなく敬礼する警察官を描いた交番、「H」ではなくベッドをデザイン化したホテルなど。

 これらは日本の地図で使われてきた記号が、外国人にはわかりにくいとして変更した。サンドイッチと飲み物を組み合わせたコンビニなど、新設の記号もある。国民の意見を踏まえた上で、3月中に正式決定する見込みだ。(3月10日掲載)

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