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【東日本大震災5年】被災した犬猫たちの今…飼い主との再会の一方、施設で死を迎えるケースも、大阪の保護施設

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【東日本大震災5年】
被災した犬猫たちの今…飼い主との再会の一方、施設で死を迎えるケースも、大阪の保護施設

ハッピーハウスに預けられている「のんちゃん」を抱っこする飼い主の門馬哲明さん(右)と長女の汐里さん=大阪府能勢町 ハッピーハウスに預けられている「のんちゃん」を抱っこする飼い主の門馬哲明さん(右)と長女の汐里さん=大阪府能勢町

 門馬さん一家は今も仮設住宅で暮らし、のんちゃんを引き取れない状態が続いている。

 現在、飼い主に再会できるケースが少なくなっている。保護した被災の犬猫計213匹のうち飼い主の元に戻れたのは73匹、里親が見つかったのは68匹にのぼる。しかし犬13匹、猫27匹が同施設で生涯を終えた。

 現在、施設には被災地から保護した犬21匹、猫11匹がいる。飼い主が判明していない犬猫も多く「5年もたてば飼い主の判明は難しいのが現状」とスタッフの今村充考さんは言う。なかでも、犬は高齢化が顕著で「10歳を超えている犬が7割以上」と危機感を募らせ、「人間の5年は、動物たちにとってもっと長い。早く飼い主や里親がみつかってほしい」と訴える。

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