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別人の遺骨引き渡し 公益社など運営の燦HDが出棺で取り違えなど複数人分 社長ら幹部を処分へ 大阪

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別人の遺骨引き渡し 公益社など運営の燦HDが出棺で取り違えなど複数人分 社長ら幹部を処分へ 大阪

 「公益社」などの葬儀場を展開する燦ホールディングス(HD)は10日、当初は身元不明だった遺体を出棺する際に別人と取り違え、誤った遺骨を遺族側に渡していたと発表した。取り違えが分かった後も、職場内で事実を隠していた。燦HDは古内耕太郎社長ら役員と幹部の計5人を減俸などの処分にするとともに、再発防止に努めるとしている。

 燦HDによると、昨年6月に大阪府警河内長野署から預かった遺体を同年7月に火葬する際、別の身元不明遺体を出棺した。火葬から3~4日後に間違いに気付いたが、事実を隠し続けていた。取り違えに気付いた社員が遺族側に告白し、不祥事が発覚した。

 さかのぼって調査したところ、平成26年にも身元不明の2遺体を取り違えたケースがあった。どちらも長期間身元が分からなかったため合祀された。

 燦HDは、身元不明や身寄りのない遺体を一定期間保管する業務を受託している。遺体の受け入れの日時と警察署名、番号で管理しているが、出棺する際に警察署名しか確認しなかったため取り違えが生じたという。

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