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高浜4号機緊急停止、検知機の設定にミス 関電、原子力規制委に報告

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高浜4号機緊急停止、検知機の設定にミス 関電、原子力規制委に報告

 関西電力高浜原子力発電所4号機(福井県高浜町)で原子炉が緊急停止したトラブルの原因について、関電は9日、原子炉を自動停止させる警報を出した検知機で、反応する電流を小さく設定するミスがあったと発表した。原因と対策をまとめた報告書を原子力規制委員会に提出した。

 関電によると、2月29日に発送電を始めた際、送電線側から発電機側に向け電流が流れたことを確認。設備を過剰電流から保護する検知器のうち1つが、この電流に反応して警報を作動し、原子炉や発電機を自動停止させたという。

 高浜4号機では、交換したばかりの別の検知機を発送電開始後に動作確認するため、警報を出した検知器は通常と違う接続方法に変えていた。接続方法自体に問題はなかったが、検知する電流の設定を変えず、流れても設備に問題がない小さな電流でも反応するようになっていたという。

 関電は「どれくらいの電流が流れるのか確認が不足していた」と説明。この検知機の設定を大きめに変えるほか、変更を行った別の機器についても確認、点検を進めていく。

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