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取り締まり通じて交通ルール順守を…自転車関連の人身事故も全国ワーストの大阪

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取り締まり通じて交通ルール順守を…自転車関連の人身事故も全国ワーストの大阪

二人乗りで横断歩道を横切る自転車=大阪市中央区の千日通り前 二人乗りで横断歩道を横切る自転車=大阪市中央区の千日通り前

 大阪府では自転車による事故が多発し、運転マナーの向上が課題だ。府警は平成27年4月、都道府県警で初の専門部署「自転車対策室」を設置。安全講習の受講対象となる「危険行為」が全国最多の2673件だったことについて、担当者は「対策や取り締まりを強化した結果ではないか」と冷静に受け止める。

 幾つもの大通りが縦横に延びる大阪市中心部。昼夜を問わず、赤信号の交差点に進入したり、車の間をすり抜けたりする自転車が少なくない。あるタクシー運転手の男性(62)は「予想外の動きをしないか常に気をつけているが、1日に何度もひやっとする」と話す。

 大阪市やその周辺は平たんな土地が広がり、都市部を中心に多くの人が自転車を利用する。22年の国勢調査では府民の20・9%が通勤通学に「自転車のみを利用する」と回答。全国平均の11・2%を大きく上回った。

 府警によると、府内で発生した自転車関連の人身事故は26年が1万3228件、27年が1万2222件といずれも全国ワースト。各自治体は自転車レーンを増やすなどの安全対策を進めている。

 府警の担当者は「取り締まりを通じて、利用者のマナー向上と交通ルール順守を図りたい」としている。

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