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盗撮、テロ…飛来ドローンを早期発見 300メートル先から検知 パナがシステム開発

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盗撮、テロ…飛来ドローンを早期発見 300メートル先から検知 パナがシステム開発

パナソニックが開発した、小型無人機「ドローン」を検知するシステム。下は旋回型カメラ=4日、大阪市 パナソニックが開発した、小型無人機「ドローン」を検知するシステム。下は旋回型カメラ=4日、大阪市

 パナソニックは4日、小型無人機「ドローン」の接近をマイクやカメラを用いて検知、確認できるシステムを開発したと発表した。最大約300メートル先から飛来するドローンを検知でき、映像での確認が可能。テロや盗撮などドローン悪用への懸念が高まる中、原発などの重要施設や人の集まるイベント警備での利用を見込んでいる。

 システムは32個の集音マイクを組み合わせたセンサーで、ドローンのプロペラ音を周りの環境音と聞き分けて検知。マイクの中央に付いた全方位カメラで機体を捉え、警備担当者の端末画面に映し出す仕組みだ。

 同社は「予期せぬドローンの飛来を早期に見つけることにより、警戒態勢を整えられる」とみている。

 オプションの旋回型カメラは自動追従やズームが可能で、より鮮明な映像で確認できる。飛来音を検知するタイプのシステムはこれまでもあったが、検知できる範囲は100~200メートルが一般的だったという。

 ドローンの用途拡大が進む一方、落下事故や重要施設へのテロ、盗撮などいたずらへの悪用の懸念も高まっており、同社は官公庁や警備会社などに売り込む考えだ。価格はセンサーと旋回型カメラ、端末を含めて約1千万円。今月7日から受注を始め、年間約5億円の売り上げを見込む。

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