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「キスさせてくれ」…女性に迫った68歳市議に辞職勧告案決議 岡山・津山、秋祭りで

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「キスさせてくれ」…女性に迫った68歳市議に辞職勧告案決議 岡山・津山、秋祭りで

 岡山県津山市の野村昌平市議(68)が市内の女性(67)にキスを迫るなどセクハラ行為を行ったとして、同市議会は29日、「市議会の名誉と品位を著しく傷つけた」とし、野村議員への辞職勧告決議案を賛成多数で可決した。

 野村市議は平成26年10月、地元の秋祭り会場で、酒に酔って女性の背中に手を置き、「キスをさせてくれ」と迫ったという。不快感を持った女性から調査を求められ、同市議会は議員代表や公募による市民ら11人で構成する倫理審査会を設置。調査の結果、野村市議の行為は議員の倫理に関する条例規範に抵触し、辞職勧告が妥当と結論づけ、29日開会の定例議会に決議案を提出した。

 決議に法的拘束力はないが、野村議員は「厳粛に受け止めている」とし、今後の進退については「支持者や弁護士などとも相談して、今議会会期中には結論を出したい」とした。

 女性は慰謝料150万円を求めて岡山地裁津山支部に提訴し、同支部は27年10月に「女性の尊厳を傷つけ、精神的苦痛を与えた」などとして野村市議に11万円の支払いを命じている。

 女性は「1つのけじめがついたのは良かったが、(野村市議が)最初から反省の気持ちを持ってくれれば、裁判までにはならなかった。今後、市議会が健全に運営していくために、議員の方には自覚と緊張感をもってくれることを期待したい」と話した。

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