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「たたいたのはノリツッコミ」あきれた言い訳…大阪の障害児施設虐待、府警も捜査

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「たたいたのはノリツッコミ」あきれた言い訳…大阪の障害児施設虐待、府警も捜査

 大阪市大正区の障害児向け学童保育施設「ビックハート」で起きた虐待問題で、施設利用者の障害児に暴行を加えるなどした女性従業員が「たたいたのは『(漫才の)ノリツッコミ』だった」などと釈明していたことが29日、市への取材で分かった。市は同日、児童福祉法に基づき、同施設の運営会社「ぴあ」の事業者指定を3月31日付で取り消すと発表。大阪府警は暴行容疑で捜査している。

 市によると、平成26~27年の間に、女性従業員が障害児1人を施設のトイレに2~3分閉じ込めたり、5人の頭を平手でたたいたりしたほか、女性役員が1人の手首をかむ虐待をした。従業員は「言うことを聞かなかったため閉じ込めた」、役員は「かまれたら痛いと分かってほしかった」などと説明したという。

 市は昨年11月、虐待に関する情報提供を受けて調査を開始。虐待を受けたうち1人はPTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断されたという。

 また、運営会社は、実態と異なるサービス記録を作るなどして給付費約770万円を不正に受けていた。同社は「入力ミスだった」と説明しているが、市は加算金を含め約1千万円を返還請求する。

 ビックハートは市の認可を受け、25年8月に開設。特別支援学校に通う児童や生徒らが利用している。

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