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【奈良「正論」懇話会】「民主主義は必ずしも平和的ではない」シビリアンの戦争の時代を説く 国際政治学者・三浦瑠麗氏

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【奈良「正論」懇話会】
「民主主義は必ずしも平和的ではない」シビリアンの戦争の時代を説く 国際政治学者・三浦瑠麗氏

 奈良「正論」懇話会の第64回講演会が26日、奈良市の奈良ホテルで開かれ、東大政策ビジョン研究センターの三浦瑠麗(るり)客員研究員が「冷戦後の世界はどのように変化してきたか-シビリアンの戦争と多極化」をテーマに講演。「民主主義と平和の間に存在するジレンマに目を向けないといけない」と主張した。

 三浦氏はイラク戦争などを例に挙げ、「冷戦後の戦争は、軍人ではなく政治家や国民が主導する『シビリアンの戦争』が支配的になっている」とし、「民主主義は必ずしも平和的ではない」と指摘。今後の世界情勢を「米国が軍事的覇権を低下させ、多極化した中での新たな勢力均衡の時代を迎える」と述べた。

 戦後日本の安全保障の議論については「憲法の平和主義の精神をどのように現実の安全保障政策に生かしていくか議論すべきだ」と語った。

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