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【関西の議論】これはタタリか、市職員が事故・病気・汚職逮捕…信長由来「落ち武者の墓」の再開発で住民と対立の末

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【関西の議論】
これはタタリか、市職員が事故・病気・汚職逮捕…信長由来「落ち武者の墓」の再開発で住民と対立の末

織田信長の軍勢から桑名の地を守ろうと戦った武者が眠ると伝承される「落ち武者の墓」(中央)。一帯は区画整理事業で宅地化される計画となっている=三重県桑名市 織田信長の軍勢から桑名の地を守ろうと戦った武者が眠ると伝承される「落ち武者の墓」(中央)。一帯は区画整理事業で宅地化される計画となっている=三重県桑名市

 国土交通省は土地区画整理事業の基本を「住民を主体にしたまちづくり」とし、桑名駅西土地区画整理事業の理念にも『利便性の追求のみならず、高齢者への配慮、歴史、自然という魅力が感じられるまちづくりをめざす』と明記されているからだ。

 三枝教授はこう話す。「土地区画整理事業は行政に大きな権限が与えられている。だからこそ行政は、住民の声に真摯(しんし)に耳を傾け、常に歴史と文化を重んじながらプランを実行していく必要がある。『落ち武者の墓』は、市民の心の支えとしての歴史的存在であり、行政が保全していく必要性が高いと思われる」

 市では墓域の宅地化が始まって以降、事業にかかわった幹部が事故や病気になったり、関連事務所の職員が汚職で逮捕される事件があった。住民の反発も影響してか、市役所内ではこうした出来事について「落ち武者のたたり」ともささやかれている。(川西健士郎)

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