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【関西の議論】「共産勝ったら責任とれるか」京都党が市長選候補擁立を断念したウラ 女性市議「不信離党」の〝お家騒動〟

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【関西の議論】
「共産勝ったら責任とれるか」京都党が市長選候補擁立を断念したウラ 女性市議「不信離党」の〝お家騒動〟

京都党の会派離脱と離党について説明する山集麻衣子市議。京都市長選の候補者擁立検討と断念をめぐる動きを「報道で知る状態だった」と党への不信感をあらわにした=1月18日、京都市役所 京都党の会派離脱と離党について説明する山集麻衣子市議。京都市長選の候補者擁立検討と断念をめぐる動きを「報道で知る状態だった」と党への不信感をあらわにした=1月18日、京都市役所

 2月7日投開票の京都市長選は現職の3選という結果に終わった。事実上、非共産系の現職と共産系の一騎打ちの構図だったが、選挙前には地域政党の京都党が第三極の候補者の擁立を検討。背後にいたのは、同じく第三極の京都維新の会だった。「維新に主導権を握られる」「共産党を利するのでは」…。さまざまな思惑が渦巻く中、京都党は結局、擁立を断念。その後、女性市議が党への不信感から離党するなど〝お家騒動〟が勃発した。平成22年の結党以来、地道に存在感を示してきた京都党。昨春の統一地方選では、京都市議選で5議席を獲得して会派としての発言権を持つ「交渉会派」の立場を手に入れていたが、離党者が出たことでその立場も失う「泣きっ面に蜂」の結果を生んでしまった。地域政党の雄は正念場を乗り切ることができるか。(池田進一)

出馬要請12日後…断念

 「出たいという気持ちはあったが、後援会からの理解が得られなかった」

 昨年12月24日、京都市内のホテルで記者会見した京都党代表の村山祥栄(しょうえい)市議(37)はそう話し、京都市長選への立候補断念と党代表辞任の意向を明らかにした。京都維新の会から第三極の統一候補として出馬を要請されてから、わずか12日後のことだった。

 2月7日に投開票された京都市長選では、自民、民主、公明、社民が推薦する現職の門川大作氏(65)が、共産が推薦する候補を大差で破り3選を果たした。これまでの市長選は事実上、共産系と非共産系の候補が激突する構図となることが多く、京都党や京都維新をバックに村山氏が立候補していれば、この流れを変える可能性があるとみる見方もあった。

 しかし結局、村山氏の立候補は実現しなかった。立候補断念の背後に何があったのか。

工作を仕掛けたのは「京都維新」だった…

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