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文化庁京都移転方針「大きく前進」と地元歓迎 「京都のどこに?」 府市は11カ所の候補地を提示

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文化庁京都移転方針「大きく前進」と地元歓迎 「京都のどこに?」 府市は11カ所の候補地を提示

 中央省庁の移転に関する政府の基本方針原案に文化庁の京都移転が明記されたことを受け、移転を要望していた京都府の山田啓二知事や京都市の門川大作市長は25日、「大きな前進」などと語った。京都府と京都市は11カ所の移転候補地をリストアップしており、移転先の行方にも注目が集まっている。

 山田知事は「(移転の)効果は大きいと確信している」とコメント。門川市長も「京都が一丸となって取り組んできた。実現に向けて大きく前進し、心強く感じている」などと語った。

 移転は3月末に正式決定する見通しで、国が移転先を決める。候補地については、府や京都市などが昨年12月、府警本部本館(京都市上京区)や小学校跡地などをリストアップ。今後は移転先が議論の中心となりそうだ。

 京都市は昨年8月、JR京都駅に近い小学校跡地など4カ所を提示した。しかし馳浩文部科学相から「京都駅に近いということと文化庁の立地と因果関係があるのか」と苦情の声があがったため、府はさらに、京都御所に近い府有地など5カ所、市も別の2カ所をそれぞれ挙げ、候補地は計11カ所となった。

 京都府の担当者は「(地元として)府有地や市有地を提供する準備があることを国側に提示した」と指摘した上で、「国が京都にある国有地を移転先として選択するということもあるだろう」とし、11カ所の候補地以外に決まる可能性もあるとの認識も示した。

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