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【なでしこ大阪決戦】「プレッシャーには経験値」 佐々木監督、ベテラン中心のチーム編成を決断

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【なでしこ大阪決戦】
「プレッシャーには経験値」 佐々木監督、ベテラン中心のチーム編成を決断

 未知数の若手の可能性と、百戦錬磨のベテランの実績。指揮官は両者をてんびんにかけ、後者を選択した。4大会連続の五輪切符を懸けた勝負に挑むなでしこジャパンの20人。宮間や大儀見、岩清水ら各ポジションに一線級のメンバーをそろえた佐々木監督は「2枠を取ることは簡単ではないという判断。日本開催でプレッシャーがかかる中で、経験値を生かしてもらいたい」と強調した。

 なでしこは長年、世代交代が進まないという課題を抱える。今回の最終予選に向けた2度の沖縄合宿と直前合宿で、佐々木監督は経験の浅い候補選手を多く招集し、新戦力の発掘を試みた。直前合宿では、次世代の守備的MFに期待される猶本(浦和)や、東京五輪も見据えるアタッカー増矢(INAC神戸)がアピールしたが、若手4人が落選する結果となった。

 10日間で5試合の短期決戦には、いわば2チーム分の戦力が必要だ。万能型MFの宇津木(モンペリエ)を招集できなかった誤算はあるものの、センターバックや守備的MFができる田中、前線からサイドバックまでこなせる上尾野辺といったW杯経験者を選んでおり、疲労回復の度合いや組み合わせを考慮した起用法も連戦を勝ち抜くポイントになる。

 FWは新鋭のドリブラー横山を含めて5人と厚みを持たせ、「得点力のあるチームにしたい」と指揮官。勝利を生み出すべく、最終調整を進めたい。(吉原知也)

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