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検察「殺意があった」 舞鶴事件無罪確定の中被告 大阪殺未事件で

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検察「殺意があった」 舞鶴事件無罪確定の中被告 大阪殺未事件で

中勝美被告 中勝美被告

 大阪市内で平成26年、知人女性にわいせつな行為をしたうえ、ナイフで刺殺しようとしたとして、殺人未遂や強制わいせつ致傷などの罪に問われた無職、中勝美被告(67)の裁判員裁判の初公判が24日、大阪地裁(長瀬敬昭裁判長)で開かれた。中被告は「女性の暴力から自分の身を守るために、女性から取り上げたナイフが刺さってしまった。わいせつなこともしていない」として起訴内容を全面的に否認し、無罪を主張した。

 検察側は冒頭陳述で「雇用主だった女性に好きだといってキスをし、抵抗されると上半身を刺した。女性は全身に多数の傷を負っており、殺意があった」と述べた。一方、弁護側は「女性に未払い分の給与を請求したところ口論になり、女性の方からナイフで攻撃してきた」として正当防衛だったと訴えた。

 起訴状によると、中被告は26年11月、大阪市北区の知人女性が経営するホテルで、果物ナイフで女性の首を刺したうえ、衣服をめくりあげて胸を触るなどわいせつ行為に及び、顔などを多数回刺したとしている。

 中被告は20年5月に京都府舞鶴市で起きた女子高生殺害事件で逮捕、起訴され、1審京都地裁で無期懲役とされたが、2審大阪高裁で逆転無罪となり、26年7月に無罪が確定した。

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