産経WEST

和歌山県が“野良猫餌やり規制条例”提案 可決なら都道府県で初、殺処分の抑制目的

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


和歌山県が“野良猫餌やり規制条例”提案 可決なら都道府県で初、殺処分の抑制目的

 和歌山県は、野良猫への餌やりを規制し、過料などの罰則を盛り込んだ県動物愛護管理条例の改正案を23日開会の県議会に提案した。県によると、可決されれば都道府県としては初。餌を与えられた野良猫が増え続けており、猫の殺処分数を抑制するのが狙いだが、猫好きな人たちからは「野良猫が餓死してしまう」との声も上がっており、賛否は割れている。

 環境省によると、全国の猫の殺処分数は減少傾向が続いているが、和歌山県では大きな変化はみられず、平成26年度には2568匹が殺処分された。県によると、人口10万人あたりの猫の殺処分数は4年連続で全国ワースト4で、ふん尿や鳴き声など、猫に絡んだトラブルも後を絶たない。

 県は背景として、猫好きな人たちが野良猫に餌を与え続け、繁殖の機会を増やしてしまっていると判断。一度だけの餌やりや衰弱している猫への餌やりなどを除いて日常的な餌やりを規制し、守られない場合は罰則(5万円以下の過料)を適用することを盛り込んだ条例改正案を取りまとめた。

 飼い猫についても、連絡先を明記した首輪やマイクロチップなどの装着を義務づける。条例改正案は開会中の県議会で審議され、最終日の3月17日に採決される見通し。

「産経WEST」のランキング