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空前の猫ブーム、批判や異論も…和歌山県“餌やり規制条例” 各自治体、対応に苦慮

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空前の猫ブーム、批判や異論も…和歌山県“餌やり規制条例” 各自治体、対応に苦慮

 猫の特集本が飛ぶように売れ、飼育数も犬に迫る空前の猫ブームの中、和歌山県が23日に提案した野良猫への餌やりを規制する県動物愛護管理条例の改正案には、猫好きの人たちから異論があがっている。同様の動きは他の自治体にもあるが、「猫が減るとネズミが増える」などの苦情も寄せられるなど、自治体は対応に苦慮している。

批判受け内容変更「衰弱時はOK」

 ペットフード協会によると、平成27年の犬と猫の飼育実態調査では、推計で犬が991万7千匹、猫が987万4千匹で、犬に迫っている。

 ブームの陰で、野良猫の殺処分数は減らず、同条例の改正を検討した和歌山県。2回実施されたパブリックコメントでは、「血も涙もない条例だ」などの批判的な意見も多く寄せられた。県は当初、飼い猫以外に餌を与えることを全面的に禁止するとしていた改正案を、衰弱した猫には認めるなどの内容に変更。可決された場合の施行時期も28年度から29年度に延ばした。

専門家「責任を伴った愛情でなくては…」

 餌やりを条例で規制する動きは、市町レベルではすでにあるが、住民の理解を得るのは一筋縄ではいかない。

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