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【関西の議論】「いつ公開されるのか!」〝野ざらし〟「最後の0系」に渦巻く批判 逆に「変な新幹線」人気の珍現象

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【関西の議論】
「いつ公開されるのか!」〝野ざらし〟「最後の0系」に渦巻く批判 逆に「変な新幹線」人気の珍現象

大阪府吹田市に無償譲渡された当時の「最後の0系」車両。その後、約7年間にわたって〝野ざらし〟状態で放置されることになった=平成21年、吹田市の吹田操車場跡地 大阪府吹田市に無償譲渡された当時の「最後の0系」車両。その後、約7年間にわたって〝野ざらし〟状態で放置されることになった=平成21年、吹田市の吹田操車場跡地

「変な新幹線」もようやく再塗装へ

 吹田市の車両放置のニュースは思わぬ「余波」も生んだ。

 吹田市のお隣の摂津市では、昭和57年から市内の公園で初期型の0系の先頭車両を展示。塗装が剥がれた0系を新幹線の特殊な塗料を使わずに水色に塗り直し、実際と異なる色合いになっていたが、今回の件が報道された後、「変な新幹線」を一目見ようと見物客が増えたというのだ。

 0系が置かれた公園の利用者のため開放している市は庁舎の駐車場が「報道直後の週末、まだ桜の時期でもないのに、いつもより人出が多かった」(市関係者)。

 0系の上に屋根をつけて展示しているとはいえ、野外展示のため経年劣化が進み、市はこれまで数回、色の塗り直しを行ってきた。一般的に電車の車両は高速走行や悪天候に耐えられるよう、何度も塗料を重ね塗りして仕上げるため費用は高くなる。専門業者に依頼すべきだという意見もあったが、「どこにそんな金があるのか」と却下されたという。

 しかしその後、「本物と色が違う」という苦情があったことなどから、ようやく市は、専門業者に依頼して本来の色に塗り直すことを決定。現在の塗装を剥がして車体を研磨し、再塗装を行う予定で、一緒に展示している電気機関車の補修と合わせて、平成28年度予算案に計約2900万円を盛り込んだ。

 塗り直しは5月から行う予定。「元の色に戻る前に、珍しい水色の新幹線を見ようと、多くの人が来てくれているのでは」と関係者。大金をはたいて塗り直すことを決めた直後だけに、思わぬ展開に複雑な表情をみせていた。

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