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【世界を読む】忍び寄る社会主義、若者49%肯定「ちょっと革命的なんだよね」…アメリカンドリームは“死んだ”米国の危機

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忍び寄る社会主義、若者49%肯定「ちょっと革命的なんだよね」…アメリカンドリームは“死んだ”米国の危機

米ミシガン州の遊説先で握手攻めにあうサンダース氏。74歳の「民主社会主義者」を若い世代が強く支持している=15日(ロイター) 米ミシガン州の遊説先で握手攻めにあうサンダース氏。74歳の「民主社会主義者」を若い世代が強く支持している=15日(ロイター)

 保守系のワシントン・タイムズでは経済学者のリチャード・ラン氏が「20世紀に、さまざまな形の社会主義下で多くの人々が苦しんだ。どんなモデルも成功しなかった」とし、独裁や虐殺を生んだ社会主義への嫌悪を表明。「サンダース氏の支持者は米国が成し遂げてきたことや、どう機能してきたのか全く理解していない」と批判した。

「右も左もみな怒っている」

 ただ、昨年4月の立候補表明の際に泡沫(ほうまつ)扱いされた候補が首位争いを演じる事態を、ほとんど誰も予測できなかったことも事実だ。

 予想外の展開という意味で、共和党の候補者選びで首位を走る不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)の支持者と共通するのが、現状の政治やシステムに対する強い不満だ。

 作家でバーナード大教授のジェニファー・フィニー・ボイヤン氏はニューヨーク・タイムズへの寄稿で「この国のムードはどうしたことか。テレビをつければいつも誰かが怒りを爆発させている。右も左もみな怒っている」と書いた。

 政府や企業に怒り、夢をなくした若者たちが、実現性が疑問視される主張を掲げるサンダース氏を支持する構図は、米国の将来に暗い影を投げかけている。

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