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【プロ野球】「辛め」のスピードガンも何のその 阪神投手陣、150キロ超連発の怪

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【プロ野球】
「辛め」のスピードガンも何のその 阪神投手陣、150キロ超連発の怪

11日の阪神紅白戦で藤浪の投球を156キロと表示した掲示板=11日、沖縄県宜野座村の宜野座村野球場(森本幸一撮影) 11日の阪神紅白戦で藤浪の投球を156キロと表示した掲示板=11日、沖縄県宜野座村の宜野座村野球場(森本幸一撮影)

 阪神の春季キャンプが行われている沖縄・宜野座村野球場で、オープン戦も始まらないこの時期に150キロ超の“豪速球”が乱れ飛んでいる。

 もともと、同球場は関係者の間で「スピードが出にくい」と評判。球速表示が登場したのは電光掲示板が新調された一昨年キャンプからだが、過去2年間は150キロ以上が掲示されることは皆無で、球速が話題にのぼることもなかった。

 ところが、今年は11日の紅白戦で藤浪が156キロを出したかと思えば、抑え候補の新外国人、マテオとドリスも150キロ超。練習試合で登板した2年目の楽天、安楽までプロ入り最速の151キロをマークした。1球だけなら「誤計測」も疑われるが、何球も出るものだから無視できなくなった。

 スピードガンは設置状況などで計測結果が変わるといわれ、たとえば神宮球場などは他球場に比べて「出やすい」ことが知られている。だが、宜野座村の担当者によると同村野球場の設備は特に変更点はなく、理由がわからないという。

 金本監督の指導のもと、力強さが加わった投手陣がハイペースで仕上げてきている-と素直に考えることはできないか。藤浪は肉体改造でスケールアップ。マテオとドリスも前評判では最速が160キロ近いとされているし、安楽は高校時代に157キロを投げた。150キロを計測しても不思議はないのだ。

 ただ、藤浪は「もっと質のいい球を投げたかった」と150キロ超にもそっけなく、紅白戦の最速が148キロだったメッセンジャーは「まだ2月半ばだよ」と苦笑い。とはいえ、投球の基本となる速球のスピードが上がるに越したことはない。今季は甲子園でも驚くような数字がスコアボードに表示されるようになるかも…。(大宮健司)

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