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【関西の議論】あくせく働かない“山奥ニート”増殖中…新しいライフスタイル?自由気ままに暮らしたい

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【関西の議論】
あくせく働かない“山奥ニート”増殖中…新しいライフスタイル?自由気ままに暮らしたい

畑を耕す石井さん(左)。“山奥ニート”たちは住民らの仕事を手伝いながら自由気ままに暮らしている=田辺市 畑を耕す石井さん(左)。“山奥ニート”たちは住民らの仕事を手伝いながら自由気ままに暮らしている=田辺市

ひと月2万5千円

 梅の実の収穫を手伝ったり、草刈りを手伝ったりと普段は力仕事が多い。彼らを除く地域の住人はわずか8人で、平均年齢は約70歳。住人から見たら孫ほどの世代の彼らは、若い男手として頼りにされる。「いてくれるだけでありがたい」という住人もいる。

 「最低2万5千円あれば、ひと月暮らせる」と石井さん。家賃が必要ないのが大きいという。しかし、近所の手伝いだけでは生活費が不足することも。そんなとき、メンバーは“出稼ぎ”に出るのだという。

 地方の観光地やリゾート地で短期間のアルバイトをし、必要なだけ稼いだらまた山奥に帰ってくる。この日も4人のうち1人は出稼ぎに出ていた。「なくなったら稼げばいい」。石井さんは笑顔で話した。

引きこもりから卒業

 実は「特別田舎暮らしが好きというわけではない」という石井さん。「できれば都会と同じように暮らしたい」といい、持ち込んだパソコンでインターネットを利用している。ネットがあれば、山奥でも必要なものはたいてい手に入る。「(ネット通販の)アマゾンを使えば2日で届く。ネットさえあれば、実際暮らせますよ」と笑う。

 また、住人で漫画など娯楽をシェアすることで、暇つぶしも共有できる。「しゃべらないけど気にならない。もともとみんな1人が好きなので」

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