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800万年前のゴリラの祖先だった! 9年前にアフリカで発見した化石 兵庫の博物館が調査

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800万年前のゴリラの祖先だった! 9年前にアフリカで発見した化石 兵庫の博物館が調査

800万年前の年代が確定したチョローラピテクスの化石(諏訪元・東京大学総合研究博物館教授) 800万年前の年代が確定したチョローラピテクスの化石(諏訪元・東京大学総合研究博物館教授)

 2007年にアフリカ・エチオピアで、兵庫県立人と自然の博物館(同県三田市)の加藤茂弘主任研究員ら日本・エチオピアの共同調査隊が発見したゴリラの祖先とみられる大型類人猿の化石が、約800万年前のものだと分かった。同博物館などが11日付発行の英科学誌「ネイチャー」に発表した。人類とゴリラが1千万年前に分かれて進化したとする説を裏付ける成果という。

 調査隊は、2004~07年にエチオピアの首都・アディスアベバから約170キロ東の地層から大型類人猿の歯の化石9本を発見。ゴリラの祖先にあたる新属新種の類人猿として07年に「チョローラピテクス・アビシニクス」と命名された。

 当時は約1千万年前の化石と推定されたが、その後の調査で断層があったことが新たに分かり、約800万年前の化石と判明。DNA解析などから、人間とゴリラが分かれた直後とみられる、約1千万年前のゴリラの祖先から進化したものと分かった。加藤主任研究員は「人類誕生を探る鍵となる調査結果だ」としている。

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